こんにちは。サービス事務の安髙です(^^)/

前回の石井さんによる現場目線の作業紹介、面白かったですね♪本当に車が好きでメカニックをしているのが伝わってきます(^O^)初めての作業を楽しめるって素敵ですよね!私も初心を忘れず、新たな事に挑戦していきたいと思いました。

さて、今年も残すところ1ヶ月を切りました。1年の早さにも驚いてしまいますが、「師走の夏日」が観測されたのには本当にびっくりしました。ぽかぽか陽気だったかと思えば、真冬の寒さがやってきたりと、今年の寒暖差は身体に堪えます(>_<)年末へ向けてお忙しい方も多いかと思いますが、体調を崩さないよう気をつけてくださいね。

今回の不定期日記では、先日作業した私の愛車E46カブリオレの整備についてご紹介させて頂きたいと思います。実は、前回サーモスタットを交換した後、2ヶ月程で再びクーラントレベルが点灯してしまいました(@_@;)前回と同じような漏れ方だったので、もしかしてまたサーモスタット!?と思ったのですが、工場長に確認してもらったところ、なんとウォーターポンプから漏れてしまっていました(゜o゜)

早速部品を取り寄せ、いつ作業しようかと考えていた矢先、今度はブレーキライニングが点灯してしまいました(+_+)リアパッドは先日低ダストパッドに交換したばかりなので、どうやらフロントパッドが減ってセンサーを擦ってしまっているようでした。早急に交換しなければと思い、すぐに低ダストパッドを取り寄せました。(フロントも低ダスト化するチャンスです(*^^)v)

日曜日の仕事終わりに一人で作業を始めようとしていると、心優しい石井さんが助けに来てくれました。疲れているはずなのに…ありがとうございます(;_;)

早速ブレーキパッドから交換していきます。タイヤを外し、キャリパースプリング、スライドピン、と外していきます。フロントのブレーキローターもパッドが引っ掛かってしまうほど摩耗していました(~_~;)

そして、外したブレーキパッドを見てびっくり\(◎o◎)/!ほとんど残量がありません…。ブレーキシステムは車の最も重要な部分です。早めの交換が必要だと再認識しました。

センサーも削れて配線が剥き出しになってしまっていました(*_*)

この真ん中あたりにある盛り上がった部分、2つの白っぽい線がセンサー線です。本当は、ここが盛り上がっていて配線が見えません。

リアと同じくAteのセラミックパッドに交換します♪サンドペーパーで削って面取りをし、パッドにはスレッドコンパウンド、スライドピンとピストン廻りにはシリコングリスを塗っておきます。センサーももちろん新品に交換です。警告灯が点灯する前に交換していれば、センサー自体は、交換不要なんですけどね…(^_^;)

ピストンを押し戻す際に溢れてしまわないよう、ブレーキフルードを少し抜いておきます。

ついでにブレーキローターの残量も確認してみたところ、限度値23.4mm(刻まれている数字)に対して、22mm程しかありません(゜o゜)こちらも本当は交換しなければいけません!今回は、ご予算の関係で後日作業にしました。早めに作業しなければ、、、、、

専用工具でピストンを押し戻し、新しいパッドを取り付け、キャリパーをはめ込みます。そして、ボルトを規定トルクで締め付け、キャップをはめたら、ガイドスプリングを取り付けます。最後にタイヤを取り付け、石井さんに締め付けをチェックしてもらいました(*^^)v

私にとっては、なかなかの工程の多さですが、車検整備時に必ず行っている「ブレーキパッド擦り合わせ」には、これだけの工程が含まれているんですね~!

1ヶ月程チェックしていなかったタイヤの空気圧も併せてチェックしました。気温が低いと空気は収縮するため、冬はタイヤの空気圧が低下しやすいのだそうです(゜o゜)冬のレジャーへ出かける際は、必ず空気圧チェックをしてくださいね♪

少し休憩して、続いてウォーターポンプ交換作業に入ります。こちらも私が…と思っていたのですが、すっかり時間が遅くなってしまったので、石井さんに作業してもらいました(^_^;)エアクリーナーBOXを外し、専用の工具を使ってファンカップリングを外していきます。

ベルトテンショナーを緩め、ファンベルトを外したら、ウォーターポンプのプーリーを外します。こちらが今回漏れていたウォーターポンプです。両側のボルトを締めつけていくとウォーターポンプが外れるようになっています。

2年半前に社外部品で交換したのですが、軸ガタではなく、ウォーターポンプ下部のメクラ蓋から漏れていました。本来、最近のBMWのパーツでは5,6年は過酷な使用状況でも大丈夫なんだそうです。今回は安心、信頼の純正部品で交換することにしました。

作業中、石井さんが「ここ、漏れてるよね?」と言うので見てみると…なんと!サーモスタットと同時に交換した社外のアッパーホースからも冷却水が漏れているではないですか\(゜ロ\)(/ロ゜)/

やっぱり水廻りは純正部品が一番ですね!ここも新たな課題です…。

元通り組み上げたら、冷却水をエア抜き穴から出てくるまで入れます。エンジンをかけ、ヒーターを全開にしてヒーターコアの空気も抜く為しばらく置きます(*^^)v

最後に、テスターを使ってブレーキライニング警告を消しました。試運転を兼ねて石井さんを駐車場まで送り届けて作業終了です!本当に遅くまでありがとうございましたm(__)m今度美味しいものをご馳走しますね♪

低ダストパッドの効き具合はというと…意識していたのもあってか、思っていた程効きがあまくなったようには感じませんでした(^^)/(車種や部品によって効き具合が異なりますので、注意が必要です。)

 

今回は、サーモスタット交換後のウォーターポンプ交換となり、同じ工程を2回繰り返すこととなってしまいました(@_@;)同時作業の方が工賃も安く収まりますので、ウォーターポンプとサーモスタットは同時交換をお勧めしています。また、安く抑えたいがために社外部品を使用した事にも後悔しました(+_+)やはり純正部品を使用するのが確実で安心だと身をもって痛感した出来事でした。

街はすっかりクリスマス仕様ですね♪大切な方やご自分へのクリスマスプレゼントはもうお決まりでしょうか?BMWグッズやアフターパーツをもらっても嬉しいですよね(^O^)つたえファクトリーでも、12/15(土)~12/25(火)の期間、ご来店頂いた小学生以下のお子様にささやかながらプレゼントをご用意させて頂いております。是非、ご家族で遊びにいらしてくださいね(^^♪

 

それでは、また次回お会いしましょう(^◇^)